こうした、高機能防火ダンパ(高耐火、高耐震、高気密)について独自の設計技術(特許申請)を確立しているため、ご要求の仕様に応じたアレンジに対応して即納することが可能です。
防火ダンパの剛性を高めるためには、主に加振(加速度)によって“たわみ”を起こす羽根(ベーン)の剛性(共振周波数)を高める設計が必要です。
弊社ではシンプルでコスト効率的な独自の構造を開発(特許申請中)し、求められる加速度による実耐震試験をクリアしています。(耐震評価は設置個所の基準地震動による。耐震Sクラスは一般建築の3倍程度。)
防火ダンパ等の機能を求める設計仕様で維持するためには、駆動装置の設計が重要です。弊社では、駆動装置の耐震・耐火性能を設計するとともに、各種試験にて実動作を確認しています。
また、ガス圧式防火ダンパ(PFD)では、駆動ガス圧力の要求仕様に応じたシリンダー設計にも対応しています。
製品の性能評価である、耐震試験、耐火試験、漏洩量試験、耐久試験(塩水噴霧試験)等について、法令、技術基準等を踏まえた試験要領を準備しています。
また、空調設計に不可欠な圧力損失についても詳細な係数を提示可能です。
一般建築で求められる1時間耐火(約940℃)を越えて、3時間耐火(約1,100℃)に対応するためには、加熱温度に耐え得る材料を選定するとともに、加熱による構成材料の線膨張を吸収する機構を有することが必要です。
弊社では3時間耐火温度に耐え得る材料選定とともに、線膨張を吸収し得る構造(特許申請技術)を開発(特許申請中)し、複数回におよぶ実耐火試験(JIS A 1314,ISO834,UL-555)をクリアしています。
製品の設計にあたり、強度計算、耐震計算等、空流®デバイスを構成する各部の機械設計の妥当性を評価します。
例えば、軸受に発生する応力等、机上計算では確認しきれない細部の応力発生状態について、実試験を行わずともコンピュータによる構造解析シミュレーションによる対応が可能です。
また、空気流体のシミュレーションにより、室内、ダクト内の流れを可視化することができます。
2003年よりISO9001を取得し、品質管理体制を構築しています。品質管理体制として、設計、製造とは分離した品質管理部門を設けています。
なお、ご要求の検査程度に応じた品質記録および記録保存年限に対応します。
また、製品出荷前のお立合い検査についても要領書を含めて対応しております(オンラインでの出荷前検査にも対応しています)。
独自の設計技術を確立した上で、設計から製造まで一貫体制のため、仕様変更に迅速に対応することができます。また、製造にあたっては、特注製品の専用ラインを設けており、材料トレーサビリティなどに対応した体制を構築しています。また、製品サイズ等に応じた運送方法のご提案、専用便による運送手配、現地工事に合わせたジャストイン納入にも対応しています。
お客様のご要望にお応えできる試験法・評価法に関するノウハウを蓄積しています。ご要望に応じて、関係法令、技術基準等を踏まえた試験要領、製品評価法をご提案いたします。
ご要望に応じた検査の実施、品質記録の作成、工場出荷前のお立合い等に対応しております。また、これらの際、必要となる検査要領、記録様式等も整備しております。なお、検査に使用する検査機器類は公的な校正に基づくものを準備しています。
高機能防火ダンパ(高耐火、高耐震、高気密)について原子力設備等に順次、納入を進めています。
電力会社様、重電メーカー様等へ納入を進める中、東京電力ホールディングス株式会社より、開発スピード、バリュー提案等をご評価いただき、取引先表彰として原子力部門で「優秀賞」を受賞いたしました。
[表彰受賞]
東京電力ホールディングス株式会社 様
2020年度取引先表彰
原子力部門
【優秀賞】
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